続きです
デザイン画(平絵)が出来たので型紙の作製をします
変わり燕尾の型紙を作ってみる
上側の身頃のパターンは有型をアレンジしました
変わり燕尾部分を作っていきます!!
1.燕尾のふちに付くフリルをデザインに合わせて描き入れます
2.そのフリル布にフレアを入れたい位置に線を描きます
左右デザインが違うのでそれぞれ作製します
3.フレア線で必要な分量を展開します
4.フリル布端はきれいなカーブで繋ぎます(ガタガタしない)
フレアの起点はカクカクしたままでOK!この位置でフレアが綺麗に落ちます。
大事なポイント です
身頃・袖・衿(身頃続き)、形を見るのに必要最小限の型紙が出来ました
実際は、裏地・見返し・ポケット布、、、、、等々
小さな物含めると30パーツ以上になるかもしれません
衿のプリーツも今回は取りません
お衿は後ろ中心で縫い合わせます
型紙が出来たので
これから縫ってみたいと思います
うまく出来るかな???
お楽しみに~
男役のジャケットについて
男役のジャケットの肩幅設定すごいですよね?
実際の肩よりどれだけ広いのか?
昔の映像を観ると笑えるのもあります
衣装合わせはどうしてるのかな?
男役のジャケットは体に合わせるのではなく、
本人に合う肩幅の設定と着丈でカッコよく作る(袖丈も合わせる)
ジャケットをカッコいいバランスで作る
のではないかと思います
本人は凹凸を出来る限り無くして平面な体を作るのだと
まっすぐな肩線・直線的な体格はジャケットが似合います
普通は体型補正などはしないので、
着用しても変形しないようにジャケット自体に工夫しています
普通の背広でも色々な芯地・肩パットが使われています
紳士服の場合は芯地の役目は重要です
毛芯と言われる
うすいプロテクターのようになっている物を使うこともあります
衿・袖、縫製も全て大変だけど、一番好きなアイテムです
宝塚歌劇はカッコいい衣装をカッコよく
着こなす
センスの見せ所ですね
いつもみんなを見てます
縫製に続きます
最後までご覧いただきありがとうございます
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